スティームキャンパス(旧レゴスクール)はどのくらいの費用がかかるのか、そしてその費用に見合うサービスがどのようなものか気になっていませんか?
本記事では、スティームキャンパス(旧レゴスクール)の具体的な月謝や追加費用について詳しく解説し、カリキュラム内容や他スクールとの比較情報も紹介します。
予算を立てる際や、最適なスクール選びの参考にしてくださいね。
スティームキャンパス(旧レゴスクール)の月謝
スティームキャンパス(旧レゴスクール)は、子どもの創造力や論理的思考力を育むためのユニークなカリキュラムを提供しているため、年齢に応じたコース設定をしています。
そのため、価格に見合ったサービスとして、レゴエデュケーション教材を使用したSTEAM教育を提供し、専門講師による指導が含まれています。
カリキュラムによって月謝が異なる
スティームキャンパス(旧レゴスクール)の月謝は、年齢やカリキュラム(コース)に応じて段階的に設定されています。
基本的なカリキュラムの場合は比較的リーズナブルですが、年齢が上がってくるとその分月謝が高くなります。

対象年齢 | 月謝 |
---|---|
年少~年中 | 10,780円 |
年長 | 10,780円 |
小学1年生~小学2年生 | 14,630円 |
小学3年生以上 | 16,280円 |
こうした価格設定により、子どもの成長段階や興味に応じて柔軟にカリキュラムを選ぶことが可能です。
月謝の他に施設費用も必要
また、月謝とは別に、施設費用が必要です。
施設費用は通常、毎月固定で発生し、スティームキャンパス(旧レゴスクール)の設備維持や運営に充てられます。
たとえば、施設費用は1,650円程度かかります。
スティームキャンパス(旧レゴスクール)の月謝以外にかかる費用
スティームキャンパス(旧レゴスクール)では、月謝以外にもさまざまな費用が発生します。
以下でそれぞれの費用の詳細を説明します。
新規入会の場合は入会金と登録手数料が必要
新しく入会する場合には、月謝のほかに入会金と登録手数料が必要です。
これらの費用は、初期費用として一度だけ支払います。
初期費用項目 | 費用 |
---|---|
入会金 | 22,000円程度 |
登録手数料 | 3,300円程度 |
これらの費用は、入会時にまとめて支払う必要があります。



カリキュラムごとに指定された教材費が必要
さらに、各カリキュラムごとに指定された教材費が必要です。
教材費は年齢やコースによって大きく異なります。



コース名 | 対象年齢 | 教材費 |
---|---|---|
Explorerコース | 年少 | 34,210円~84,590円 |
Creatorコース | 年中 | 50,600円~90,750円 |
Questerコース | 年長 | 57,750円 |
Investigatorコース | 小学1年生以上 | 29,700円~57,750円 |
YoungEngineerコース | 小学2年生以上 | 29,700円~57,750円 |
Smart Makerコース | 小学3年生以上 | 72,600円 |
※教材費には、プログラミング用のレゴセットやワークブックが含まれています。
総費用の例
例えば、年中クラス(Creator)に新規入会する場合、初年度にかかる総費用は以下のようになります。
入会金 | 22,000円 |
登録手数料 | 3,300円 |
月謝(10,780円×12ヶ月) | 129,360円 |
施設使用料(1,650円× 2ヶ月) | 19,800円 |
教材費(ワークブック代込) | 最大90,750円 |
合計 | 265,210円 |
このように、スティームキャンパス(旧レゴスクール)では月謝以外にも多くの費用が必要となります。
入会を検討する際は、これらの総合的な費用を考慮することが重要です。
また、費用については地域や時期によって変動する可能性があるため、最新の情報を直接スクールに確認するようにしましょう。
スティームキャンパス(旧レゴスクール)のコース内容
スティームキャンパス(旧レゴスクール)は、子どもの成長や発達段階に合わせた多彩なコースを提供し、楽しみながら学べる環境を整えています。
以下に、各コースの内容を紹介します。
年少:エクスプローラーコース
エクスプローラーコースは、3歳の年少児を対象としたコースです。
ブロック遊びを通じて、創造力やコミュニケーション能力を自然に育むことを目的としています。
- 色や形の認識を深めるアクティビティ
- 手先の器用さを養う作業
遊びながら学ぶことで、子どもたちは自分で考える力を身につけていきます。
年中:クリエイターコース
クリエイターコースは、4歳の年中児を対象としたコースです。
簡単な構造物の製作やチーム活動を通じて、問題解決能力やプログラミング的思考を養います。
- ブロックを使った建物や乗り物の製作
- 協力して課題を達成するチーム活動
- 基本的なプログラミング思考の導入
楽しみながら取り組める内容が特徴で、子どもたちの好奇心を引き出します。
年長:クエスターコース
クエスターコースは、5歳の年長児を対象としたコースです。
探求心や創造力をさらに発展させることを目指しています。
- 簡単なメカニズムを用いた作品作り
- グループでのプロジェクト活動
- センサーを使った簡単なプログラミング
物事の仕組みを学びながら、課題解決能力を伸ばします。
小学1年生以上:インベスティゲーターコース
インベスティゲーターコースは、小学1年生以上の子どもを対象としたコースです。
科学的思考や簡単な機械設計を通じて学びの幅を広げる内容です。
- 実験を通じて学ぶアプローチ
- ブロックを使ったシンプルな機械の設計
- 社会で活躍する機械機構の仕組みを学ぶ
実験や調査を楽しみながら、新しい発見を体験できます。
小学2年生以上:ヤングエンジニアコース
ヤングエンジニアコースは、小学2年生以上の子どもを対象としたコースです。
エンジニアリングの基礎やロボットを用いたプログラミングを学ぶコースで、主な内容は以下の通りです。
- レゴを使ったエンジニアリングの基礎
- 運動エネルギーや機械工学の理解
- 環境問題など、実社会の課題への意識を高める活動
実践的なプロジェクトを通じて、工学的な考え方を養うことができます。
小学3年生以上:スマートメーカーコース
スマートメーカーコースは、小学3年生以上を対象としたコースです。
デジタルスキルと創造力を融合させた内容が特徴で、具体的な活動内容は以下の通りです。
- センサーやモーターを使ったプロジェク
- 条件分岐や変数を活用したプログラミング
- 実社会で活躍するテクノロジーの仕組みや機能の探究
子どもたちは、自分のアイデアを形にする楽しさを体験しながら、将来役立つスキルを習得します。
スティームキャンパス(旧レゴスクール)と類似スクールの比較
スティームキャンパス(旧レゴスクール)は、独自の教材を使った対面指導を特徴とし、創造力や論理的思考力の育成を重視しています。
また同じようなスキルが身につくスクールも増えてきました。
以下では、各スクールの特徴や月謝を比較し、目的や予算に応じた最適な選び方ができるようまとめました。
LITALICOワンダー
LITALICOワンダーは、個別対応型のプログラミングスクールとして高い評価を受けています。
お子さまのペースに合わせた学びが可能で、プログラミングにとどまらず、ロボット製作やデジタルデザインなど、多彩な分野に挑戦できます。
対象年齢 | 小学生から高校生まで |
月謝 | 29,700円(教室受講・月4回) 22,000円(オンライン受講・月4回) |
特徴 | 個別対応形式で学びをカスタマイズ 多彩なカリキュラムで興味の幅を広げられる 一人ひとりに最適な学び方を提案 |
ワンダーボックス
ワンダーボックスは、オンライン型STEAM教育プログラムとして家庭で手軽に学べる点が魅力です。
タブレットを使用した学習と実物教材を組み合わせ、子どもの興味を引き出します。
対象年齢 | 4歳から10歳 |
月謝 | 3,700円〜4,200円 |
特徴 | オンライン学習と実物教材のハイブリッド形式 科学、技術、エンジニアリング、アート、数学を総合的に学べる 家庭で完結する利便性 |
STEMON(ステモン)
STEMONは、STEAM教育を軸にした対面型の学習スクールです。
ロボット製作やプログラミングを通じて、子どもたちの創造力や論理的思考力を伸ばします。
対象年齢 | 年中から小学生 |
月謝 | 8,580円〜15,180円 |
特徴 | 対面でのハンズオン学習が中心 ロボット製作やプログラミングに特化 グループ活動を通じた協調性を育む |
Z会プログラミング講座
Z会プログラミング講座は、通信教育形式で自宅で学べるプログラミング学習プログラムです。
初心者から応用まで幅広く対応したカリキュラムが特徴です。
対象年齢 | 年長から中学生 |
月謝 | 1,980円〜5,500円 |
特徴 | 自宅で進められる通信教育形式 初心者から中級者まで対応可能 動画や教材を活用したわかりやすいカリキュラム |
スティームキャンパス(旧レゴスクール)の評判・口コミ
良い評判・口コミ5つ
- 先生が子供のやることを否定されず、温かく見守り指導してくださる点。
- 子供がとても楽しみですにできることが多くありとても良かったと思う
- 講師の方の印象が良く子どもも楽しんでまなんでくれそうです。
- カリキュラムは学年が上がる
- 子どもか大好きなレゴで遊びながら、プログラミングの基礎を楽しく身に着けて行ってほしいと思ったからです。とやや難度が上がっている印象であるが、楽しそう
出典:塾ナビ
悪い評判・口コミ3つ
- 料金的にはとても高くセレブリティしかいないのではと思わせるかんじでした。
- 最初にレゴブロックのセットを購入しないといけないが、それがかなり高額。教室では教室の備品を使うので、結局家ではほとんど触らなかった。
- 部屋がかなり狭かったです。通っていた時期がコロナ禍でもあり、換気が悪そうなのが少し気になりました。
出典:塾ナビ
これらの口コミから、スティームキャンパス(旧レゴスクール)は子供が楽しみながら学べる環境を提供している一方で、費用面や設備面で課題があることがわかります。
スティームキャンパス(旧レゴスクール)に関するよくある質問
まとめ
スティームキャンパス(旧レゴスクール)は、独自のレゴ教材と専門的な指導を活用し、子どもの創造力や論理的思考力を育む教育プログラムを提供しています。
各年齢に応じたカリキュラムは、楽しみながら学べる内容で構成されており、費用には月謝のほか、施設費用や教材費が必要です。
他の類似スクールと比較すると、特定のコースや対象年齢によっては費用面でやや高額の印象があります。
スティームキャンパス(旧レゴスクール)を選ぶ際は、費用対効果やカリキュラム内容をしっかりと確認し、他のスクールと比較することが重要です。
特に、総費用が高額になる可能性を考慮し、長期的な学びの目標を明確にした上で検討するようにしましょう。
この記事が、子どもに合った最適な学びの環境を見つける際の参考になれば幸いです。